美容の悩み

業務用美顔器の機能は?エステサロンと家庭用との違いを解説

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フェイシャルエステサロンにとって、業務用美顔器はなくてはならない存在です。業務用美顔器を導入することでメニューの幅が広がり、お客様の満足度の向上にもつながります。しかし、決して安い物ではないため、慎重に選びたいですよね。
今回は、業務用美顔器の導入を考えているオーナー様に向けて、家庭用との違いやそれぞれのメリット・デメリットについて解説。また、業務用美顔器の機能や選ぶ際のポイントをご紹介します。

※本記事における「浸透」「導入」とは、角質層までの浸透・導入のことを指します。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。購入にあたっては、各商品に記載の内容や商品説明を確認してください。
※リフトアップやたるみ・シワ改善効果が認められた「リフトアップ美顔器」はありません。本記事では、肌の引き締め効果がある商品を紹介しています。
※本記事における「美白」とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことを指します。
※本記事における「エイジングケア」とは、年齢に合ったお手入れのことを指します。

業務用美顔器とは、プロが扱うフェイシャル用エステマシンのこと

業務用美顔器とは、エステサロンや美容クリニックなど、使用の教育を受けたプロが取り扱うフェイシャル用エステマシンのことです。古い角質や汚れを取り除いたり、肌の奥に美容成分を届けたりと、機器によってさまざまな機能が搭載されています。
自身のエステサロンに導入する際は、それぞれの機能や美容効果を理解し、お客様に提供したいメニューやコースに合った機器を導入することが重要です。

家庭用美顔器の主な違いは、出力とサイズ

業務用美顔器と家庭用美顔器の違いは、出力とサイズです。家庭用美顔器は業務用を使いやすく小型化し、誰でも安全に使用できるように出力が調整されています。
一方、業務用美顔器は、使用方法の教育や指導を受けたプロが使用するため、家庭用よりも高い出力でもケアを行うことが可能です。

家庭用美顔器のメリット・デメリット

家庭用の美顔器は一般の人に向けた物ですから、業務用に比べれば当然手頃な価格で購入できます。自宅で誰でも使用できて扱いやすい、家庭用美顔器のメリットとデメリットを見ていきましょう。

家庭用美顔器のメリット:自宅で気軽にセルフケアができる

家庭用美顔器は、自宅で気軽にセルフケアを始められる点がメリットです。さまざまな機能を一台に搭載している美顔器も多く、好きな時間に好きなケアを行うことができます。

家庭用美顔器のデメリット:出力が控えめ

家庭用美顔器は、自宅でのやけどやケガなどのトラブルを防ぐため、医療用やエステ用に比べ出力は控えめです。1回では効果を実感しにくいというデメリットがあります。

業務用美顔器のメリット・デメリット

業務用美顔器には、プロがエステサロンで施術するからこそ得られるメリットや、留意したいデメリットがあります。どのようなメリット・デメリットがあるか、詳しく見てみましょう。

業務用美顔器のメリット:出力の高さ

業務用美顔器の一番のメリットは、家庭用に比べて出力が高いこと。そのため、家庭用よりも少ない回数で効果を実感しやすい傾向があります。家庭用よりも実感する効果が高い分、満足度も向上します。

業務用美顔器のデメリット:スタッフ教育が必要なこと

業務用美顔器は出力が高い分、適切に使用しないと肌トラブルを招く可能性があります。使用方法や注意点について、スタッフの教育に時間をかける必要がある点はデメリットといえます。

業務用美顔器の主な機能

業務用美顔器に搭載されている機能は、主に5つあります。1台に1つの機能のみが搭載されているものもあれば、複数の機能が搭載されているものもあります。それぞれの機能や美容効果について、詳しくご紹介します。

イオン導入

イオン導入とは、+と-のイオンを電極から放出して肌に微弱な電流を流すことで、肌表面のイオンバランスを正常に整えると同時に、美容成分をイオン化し肌の奥にまで届ける機能です。角質層の奥まで美容成分を届けることで、化粧品が持つ美容効果をより効果的に発揮させることができます。

イオン導入は、美容成分を肌の奥に届けてくれる機能であるため、肌の乾燥やシミ・くすみ対策に有効といわれています。ビタミンC誘導体やプラセンタといった、分子の小さい美白有効成分を肌の奥に届けることによって、シミやくすみにプラスアルファのケアを行うことが可能です。

超音波

超音波とは、20,000Hz以上で人間には聞こえない高い周波数の音波のことをいいます。超音波による微細な振動を利用することで、毛穴の汚れや古い角質を浮かせて落としたり、振動によるタッピング効果で肌の細胞を活性化したりする効果が期待できます。
機器によっては超音波導入といって、皮膚の細胞と細胞のあいだに一時的な空洞化現象を起こし、美容成分を肌の奥深くに届ける機能もあります。

エレクトロポレーション

エレクトロポレーションとは、特殊な電気パルスによって皮膚細胞に一時的に隙間を作ることで、美容成分を角質層の奥にまで届ける機能です。イオン導入や超音波導入では難しい大きい分子の成分も届けることができます。コラーゲンやヒアルロン酸といった保湿成分から、トラネキサム酸などの美白有効成分まで、導入できる成分の幅が広いところが魅力です。

RF(ラジオ波)

RF(ラジオ波)とは、30MHz〜300MHzの高い周波数を持つ電磁波の総称です。ラジオ波を肌に流すと、水分に反応してジュール熱というものを発生させます。このジュール熱が肌を深部から温めることでコラーゲンの生成をサポートし、小じわやたるみを予防する効果が期待できます。
また、肌を深部から温めることでターンオーバーをサポートし、毛穴の目立ちやくすみ、乾燥といった肌トラブルを予防する効果も見込まれます。

EMS

EMSとはElectrical Muscle Stimulationの略で、人工的に電気刺激を与えて筋肉を動かす機能のこと。自分ではなかなか鍛えることが難しい表情筋ですが、EMSを取り入れることで普段あまり使われていない部分の表情筋まで手軽に鍛えることができ、たるみやほうれい線の予防にもつながります。
また、筋肉を動かすことで血流の改善やターンオーバーの正常化、くすみやむくみのケアにも効果があるといわれています。

眼球の近くや耳・喉仏の周辺には使用できない業務用美顔器もあるため、使用上の注意点を確認してから使用しましょう。

業務用美顔器の単独型・複合型とは?

業務用美顔器は大きく分けて、1つの機能に特化した「単独型」と、複数の機能を持った「複合型」があります。一台でさまざまな機能が搭載された機種に注目しがちですが、どちらが良いかはサロンの営業形態や目的などによって変わります。それぞれの違いを見てみましょう。

単独型:個人サロンにおすすめ

単独型の業務用美顔器は、手技をメインにした個人サロンにおすすめです。単特型の業務用美顔器をオプションメニューとして導入することで、お客様満足度をより高めることができます。
複合型よりも小型な機器が多く、小さなサロンでも取り扱いやすい点も魅力です。

複合型:これから開業する人、業務拡大を目指すサロンにおすすめ

これからエステサロンを開業したい人や業務拡大を目指す人は、複数の機能が搭載された複合型の業務用美顔器がおすすめです。
開業当初から多機能の業務用美顔器を導入しておけば、お客様に提供できるメニューの幅が広がります。また業務用美顔器は、手技のようにエステスタッフの技術に左右されずにケアを行うことができるため、手技のみで業務を拡大する場合よりもスタッフ教育にかける時間は短縮できます。

業務用美顔器を選ぶ際のポイント

業務用美顔器のメリットやデメリット、主な機能などを踏まえ、業務用美顔器を選ぶ際のポイントを4つご紹介します。

搭載されている機能で選ぶ

業務用美顔器を選ぶ際には、その機器に本当に欲しい機能が搭載されているか見極める必要があります。話題の機能だからというだけではなく、自身のエステサロンに通うお客様のニーズに合うかどうか、店舗に本当に必要か、事前にしっかり検討しましょう。

サロンに合ったサイズで選ぶ

業務用美顔器の中には、大型な物もあります。特に複数台を導入する場合は、店舗の広さや間取りを考えて導入するようにしましょう。想定している場所にきちんと収まるか、取り回しが可能なサイズかどうかが見極める際のポイントです。
出張サロンも検討しているなら、持ち運びのしやすいサイズ感であることも大切です。

導入可能な費用で選ぶ

業務用美顔器の価格は100万円前後〜400万円と、多機能な業務用美顔器ほど高額になり、その相場にもかなり幅があります。まずは、本当に欲しい機能が搭載されていて、なるべく低価格で買えるものを見極めましょう。
また、購入とリースでかかる費用も変わる点もポイントです。購入の場合は初期費用が、リースにはランニングコストがかかるため、導入時には資金繰りも含めて必要な費用をしっかり検討する必要があります。

メーカーやサポート体制で選ぶ

製品の品質が良いことはもちろん、定期的なメンテナンスや故障時の対応スピード、故障した際の代替機貸し出しといった、サポート体制が整っているメーカーの業務用美顔器を導入することもポイントです。買った後に何のサポートも得られないとなると、業務に支障が出る可能性もあります。安さだけをウリにしたメーカーには注意が必要です。
海外の美容機器の場合、取扱説明書がすべて英語表記で何が書かれているかわからない場合もあります。こういったことを未然に防ぐためにも、きちんとサポートしてくれるメーカーから選びましょう。

ARTISTIC&CO.の「PROFESSIONAL(プロフェッショナル)シリーズ」は、万全なサポート体制のもと多様なプロ仕様の美顔器を取り扱っています。さまざまな機能とサイズ感を取りそろえており、多くのエステティシャンや医師に使用されています。

ARTISTIC&CO.「PROFESSIONALシリーズ

業務用美顔器の導入で、エステサロンにさらなる付加価値を

使用頻度や使用箇所を守って使っていれば、業務用美顔器自体に副作用はありません。ただし、使用する美容液の成分や金属アレルギーでかゆみやかぶれを引き起こしたり、ジェル不足による摩擦など取り扱いを誤ってやけどやケガにつながったりする可能性はあります。美顔器の種類によっては、使用を避けるべきお客様もいらっしゃるため、導入時はメーカーの指導や説明にもとづき、スタッフ全員が安全で正確に機器を扱えるよう、教育を徹底しましょう。

業務用美顔器は、エステサロンのメニューの幅を広げ、お客様満足度の向上にもつながります。導入する際はご自身のサロンの規模や導入の目的をあらためて整理した上で、お客様のニーズに合った最適な機種を選びましょう。

 

この記事の執筆者
美顔研究所 編集部
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