美容の悩み

肌荒れの原因は?1日も早く肌荒れを改善する方法

公開日:

 更新日:

良くなったと思いきや、ぶり返す肌のトラブル。なかなか完全回復しない荒れた肌を見ると、気持ちが落ち込みますよね。肌荒れを根本から解決するには、原因に沿ったケアをすることが重要です。よくある肌荒れの原因と対策を知り、しつこく繰り返す肌荒れからの卒業を目指しましょう。
ここでは、肌荒れの種類とケア方法のほか、肌荒れを予防するための美顔器の機能についてご紹介します。

※本記事における「浸透」「導入」とは、角質層までの浸透・導入のことを指します。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。購入にあたっては、各商品に記載の内容や商品説明を確認してください。
※本記事における「美白」とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことを指します。
※本記事における「エイジングケア」とは、年齢に合ったお手入れのことを指します。

この記事の監修者

桐生 有紀
国公立大学医学部卒業後、東京都済生会中央病院にて勤務ののち、日本医科大学付属病院形成外科・美容外科、天現寺クリニック院長を経て、2018年より勝どき駅前皮ふ科クリニック院長を務める。クリニックではアトピー性皮ふ炎など保険診療のほか、プラセンタ注射やリフトアップといった保険外の美容診療まで幅広く診療している。

肌荒れの症状

一口に肌荒れといっても、その種類は多岐にわたります。正しいケアにつなげるために、まずは肌荒れの現れ方をご紹介します。

乾燥肌

肌の皮脂や水分量が減り、さわるとカサカサ、ゴワゴワした感触があるのが乾燥肌です。人によっては、こわばりや突っ張りといった不快感があることも。元々の肌質による場合もありますが、紫外線ダメージや季節の変化などで肌が乾燥することもあります。
乾燥が進むと、皮膚のひび割れや粉吹きが起きて見た目に影響が出るほか、かゆみやほてりが強くなって日常生活に支障をきたす場合もあります。

ニキビ

思春期の肌にできるのはニキビ、大人にできるのは吹き出物と思われがちですが、実はどちらも同じもの。大きな違いは、思春期ニキビの原因が主に皮脂の過剰分泌であるのに対し、大人のニキビは生活習慣やホルモンバランスの乱れ、間違ったスキンケアなど、多様な要因が重なって発生すること。
時期が来れば治る思春期ニキビに比べ、同じ場所に繰り返しできて治りにくいのも、大人のニキビの特徴です。

赤み

赤みは肌に炎症が起き、赤く見えたり、色ムラが出たりする症状です。炎症の原因は、乾燥、ニキビ、じんましんなどさまざま。特に、肌のバリア機能が低下した敏感肌の人は、髪の毛や洋服がふれるなどのちょっとしたことが刺激になって炎症が起きるため、肌の赤みも現れやすいでしょう。

かゆみ、湿疹

かぶれやブツブツとした湿疹がおでこや頬に出て、かゆみを伴います。原因は、花粉をはじめとしたアレルギーや乾燥、皮脂の酸化など。ホルモンバランスの変化によって起こることもありますが、何らかの皮膚疾患が原因である場合もあります。

毛穴の開き

加齢に伴う肌のハリや弾力が失われることによるたるみ、皮脂の過剰分泌による乾燥などで、毛穴が開くことがあります。一つひとつの毛穴が目立つため、均一でない荒れた肌の印象を与えてしまうのです。
過度な乾燥のせいで皮脂分泌が過剰になり、毛穴が開いて目立って見えたり、そこに角栓が詰まったりして、さらに肌トラブルを起こす場合もあります。

毛穴のケアについてはこちらの記事もご覧ください。
毛穴のケアにはどの美顔器が効果的?毛穴の悩み別・美顔器の選び方

バリア機能が低下し肌が荒れる原因とは?

肌の角層には「バリア機能」が備わっていて、肌に必要な水分を保ち、外的刺激から肌を守る役割を果たしています。つまり、肌荒れが起きるのは、何らかの理由でバリア機能が低下していることが原因といえるでしょう。
ここでは、バリア機能が低下する理由について、外的原因と内的原因に分けて見ていきます。

外的原因

バリア機能が低下する外的原因としては、紫外線をはじめ、花粉、PM2.5、エアコンの長時間使用による乾燥、気温の変化といった環境的な刺激が挙げられます。
また、ゴシゴシこすってメイクを落としたり、表情が変わるほどの力でマッサージをしたりといった誤ったスキンケア習慣も、バリア機能を低下させる重大な外的原因でしょう。コロナ禍でマスク生活が長引いている最近では、マスク内部の蒸れ、外気の温度差による乾燥、マスクと肌との摩擦も代表的な外的要因です。

外からの刺激を無防備に受け続けた肌にはダメージが蓄積し、水分と油分のバランスが崩れて肌荒れが起こりやすくなります。

内的原因

「忙しい毎日を送っていて、気づいたら吹き出物ができていた」といった経験がある人は多いでしょう。
疲労やストレス、睡眠不足、運動不足は、血行不良を招き、肌のターンオーバーのサイクルを乱します。ターンオーバーのサイクルは、短すぎても長すぎても肌荒れにつながります。暴飲暴食や偏食などにも注意が必要です。

肌荒れ改善のための対策

肌荒れの種類や原因について解説してきました。ここからは、起きてしまった肌荒れを解消し、起こりうる肌トラブルを防ぐための対策についてご紹介します。

負担のないクレンジングと洗顔

洗浄力が強すぎるクレンジングや、ゴシゴシこするような誤った洗顔方法は、肌に負担をかけて肌荒れを引き起こすことがあります。
クレンジングや洗顔料は、メイクや肌質に合ったタイプを選んで、こすらず短時間でサッと落とすようにしましょう。洗顔する際は、たっぷり泡立て、肌に直接手がふれないように泡をクッションにして優しく洗顔します。洗顔後も、こすらずタオルを押し当てて、水分を吸収させることがおすすめです。

十分に保湿する

肌荒れを起こしている肌は、内部の水分と油分のバランスが崩れています。まずはしっかりと水分を肌に入れ込むつもりで、丁寧に保湿してください。
洗顔後、化粧水で十分に保湿したら、油分の高い乳液やクリームなどで蓋をして、水分を内部に閉じ込めることが大切です。

紫外線対策

紫外線によるダメージは大きく、不用意に浴びると日焼けするだけでなく、乾燥やかゆみといった肌トラブルの原因になります。紫外線対策というと夏を思い浮かべますが、紫外線は年間を通して降り注いでいるため、季節を問わず日焼け止めを塗りましょう。
日差しの強い日の外出は、日焼け止めに加えて日傘や帽子、サングラスなどの小物も活用することをおすすめします。

生活習慣の見直し

内的要因の改善には、基本的な生活習慣の見直しが必須です。下記の4点について、改善すべき点がないか確認してみてください。

・栄養バランスのとれた食事を心掛ける
無理なダイエットや偏食に心当たりがあるようなら、まずはバランスのとれた食事を心掛けましょう。肉や魚、大豆、果物、野菜などをまんべんなく取り入れ、肌を作るもととなるたんぱく質やビタミン、ミネラルなどを積極的に摂取することで、肌のターンオーバーが整いやすくなります。

・睡眠の質を向上する
睡眠中は、肌の水分量を維持しつつターンオーバーを促す成長ホルモンや、高い抗酸化力を持つ睡眠ホルモン(メラトニン)が分泌され、美肌づくりをサポートしています。まとまった睡眠時間を確保することはもちろん、睡眠の質を高めることも意識してください。
具体的には、「起きてすぐに朝日を浴びる」「日中運動をする」「就寝前1~2時間のスマートフォンやパソコンの使用は避ける」といった工夫をすると、夜の快眠につながります。

・運動習慣をつける
運動不足が続くと、血行不良や代謝の低下を招き、老廃物も排出されず、肌トラブルにつながります。生活に運動を取り入れることで、血行改善やターンオーバーの正常化はもちろん、発汗による肌の水分量増加や適度な疲労による睡眠の質の向上も見込めます。ウォーキングなど軽い有酸素運動からスタートして、運動の習慣をつけましょう。

・ストレスを解消する
ストレスも、肌荒れの大きな原因です。ストレスを感じると体内で活性酸素が発生し、ホルモンバランスのコントロールができなくなって、血行不良や肌荒れにつながります。
意識的にストレスを解消する方法を見つけておくことをおすすめします。

肌荒れしたくないときにおすすめの美顔器とは?

肌荒れを繰り返さないためには、外的要因・内的要因のどちらの改善も必要です。さらに、スペシャルケアとしておすすめなのが、自宅で簡単に肌の悩みをケアできる美顔器です。
ここでは、肌荒れを予防したいとき、肌荒れにつながりそうな肌の悩みがあるときに選びたい美顔器を、肌の悩み別にご紹介します。

乾燥しているとき

乾燥が気になるときは、肌の保水力が下がり、バリア機能が低下している状態です。肌の奥まで水分や美容液を届けられるスチーム、RF、イオン導入などの機能が搭載された美顔器が適しています。

・スチーム
スチームは、粒子が細かく温かい水蒸気を浴びることで肌をやわらかくします。スチームをあてた後は美容成分がなじみやすくなっているので、乾燥に効果的なセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンといった成分が配合された美容液を併せて使うと、より高い効果が期待できるでしょう。

・RF(ラジオ波)
RF(ラジオ波)は、皮膚の細胞を細かく振動させて肌の奥で熱を発生させ、血流を改善してターンオーバーを促進します。同時に、コラーゲンやエラスチンといった美肌に欠かせない成分の再生も促すので、長期的な視点での美肌づくりにも有効です。

・イオン導入
通常、水溶性の美容成分は、バリア層に阻まれて、奥まで浸透することができません。イオン導入の場合、肌に微弱な電流を流すことで基礎化粧品を陰イオン化し、有効成分を角質層まで届ける仕組みです。肌の内部から乾燥を改善したいときに最適といえるでしょう。

ニキビや吹き出物が気になるとき

ニキビや吹き出物ができる原因には、過剰な皮脂や詰まった角栓、アクネ菌の増殖が関係しています。ニキビや吹き出物を繰り返す場合は、皮脂のバランスを整えること、ターンオーバーのサイクルを正常化させること、菌の増殖を防ぐことが必要です。

・LED(青色)
LED美顔器は、LEDの光を肌にあてることでさまざまな効果を引き出します。ニキビや吹き出物に適しているのは、皮脂の分泌を抑える効果があり、殺菌効果も高い青色です。青色のLEDは、ニキビのもとになる雑菌の増殖と、皮膚の炎症を抑えることができます。ただし、炎症が強い場合は使用を控え、皮膚科を受診しましょう。

赤みが気になるとき

赤みの改善には、肌の血流を良くして新陳代謝を活発化する効果があるとされる、RFが適しています。赤みがニキビに起因するものなら皮脂バランスの調整や殺菌作用が見込める青色のLED、新陳代謝を促してメラニンを排出させる黄色のLEDもおすすめです。

かゆみ、湿疹

かゆみや湿疹は、乾燥によるもの以外に、皮膚疾患が原因である可能性もあります。そのため、独断で美顔器を使用するのは避けたほうが無難です。
確実に乾燥が原因だと言い切れる場合は、スチームやイオン導入などが効果的ですが、そうでない場合は皮膚科を受診するなどして、まずは原因を特定することをおすすめします。

毛穴の開き

毛穴の開きは、原因ごとに対策が異なります。角栓が詰まって開いて見える毛穴や、詰まった角栓が酸化して黒ずんだ毛穴は、スチームで毛穴を開かせて汚れを落としたり、毛穴の吸引洗浄をしたり、イオン導出で汚れを吸着したりするといいでしょう。
乾燥が原因で目立つ毛穴は、スチームやイオン導入を利用して保湿するのが◎。乾燥しすぎで皮脂が過剰分泌されている場合は、皮脂のバランスを整える効果があるとされる青色のLEDも有効です。
たるみによる縦長の毛穴は、EMSで表情筋を鍛えたり、肌のハリや弾力を作るコラーゲンやエラスチンをRFで再生を促したりすることで、改善が期待できます。

原因に沿った対策で、肌荒れの根本的な解決を目指そう

肌荒れは、根本の原因を確認して解決しないと、何度も繰り返してしまいます。対症療法をする前に、肌荒れがどのような状態なのか、なぜ起きているのか、症状と原因をチェックすることが大切です。
肌荒れの外的原因・内的原因の改善を図るとともに、肌の悩みに合った美顔器を使って、肌荒れのないすこやかな肌を目指しましょう。

この記事の執筆者
美顔研究所 編集部
この記事の執筆者

美顔研究所 編集部

最新トレンドからお悩み、体験談まで、美容に関するあらゆる情報を発信していきます。