美容の悩み

肌をきれいにする方法は?スキンケアや生活習慣を見直して美しい肌へ

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いろいろな基礎化粧品を試してみたけれど、肌をきれいにする方法がわからない…。そんな人は、日常生活の根本を見直し、正しいスキンケアのやり方でお手入れをすることが大切です。

ここでは、肌の外側と内側からの正しいアプローチで、肌をきれいにする方法について解説していきます。

きれいな肌の特徴とは?

「きれいな肌になりたい」と思う人は多いですが、そもそもきれいな肌とはどのような肌を指すのでしょうか。厚塗りのメイクで覆わずとも、肌本来の自然な美しさが理想。そんな肌には、大きく分けて3つの特徴があります。

潤いのある肌

潤いのある肌とは、肌の一番外側にある角層が水分で十分に満たされている状態です。角層が潤っていると、肌表面のさわり心地が滑らかでしっとりとし、角層の柔軟性やキメなどに良い影響を与えます。
例えば、よくきれいな肌の人に対して「肌のキメが細かい」などといいますが、これは肌にある凹凸が細かく整っている状態。キメが細かく整った肌は、ふわふわとやわらかいさわり心地で化粧ノリも良く、肌表面は滑らかで毛穴も目立ちにくいのが特徴です。

ハリや弾力のある肌

ハリや弾力のある肌とは、ゆるみがなくピンと張っていて、指で肌を押すと押し返してくるような弾力感のある肌です。子供の肌をイメージするとわかりやすいかもしれません。年齢とともに失われがちな肌の弾力やハリですが、これは肌のハリや弾力を司るコラーゲンやエラスチンなどの生成力は加齢とともに減少することが原因です。

また、乾燥や生活習慣の乱れなどの要因で、ハリや弾力が衰えてしまうことも。ハリや弾力のない肌は、小じわ、かさつき、毛穴開きなどが目立ち、老けて見えます。若々しい肌を目指すには、ぴんとしたハリや弾力感を持たせることが欠かせないポイントです。

血色が良好な肌

血色が良好な肌とは、血行が良く、血流の流れが正常な肌の状態です。血流がうまく循環していると、肌細胞に十分な栄養と酸素が行き届き、ターンオーバーのサイクルが整います。それにより、みずみずしくふっくらとした肌へと導き、いきいきと元気で若々しい印象となります。

反対に血行が滞ると、必要な栄養がうまく行き届かなくなるだけでなく、肌の血色が悪くなり、くすんだ肌に見えてしまうことも。お風呂上がりのような軽くポッとほてった健康的な血色感のある肌を目指すことも、きれいな肌に近づく第一歩です。

知っておきたい肌トラブルの原因

何気ない日常生活では、肌トラブルの元となる悪習慣が多く潜んでいます。肌に良かれと思って習慣化していることも、残念ながら逆効果になる場合も。肌をきれいにするためには、肌トラブルの原因を見直すところからスタートしましょう。

乾燥

乾燥によって肌の水分・油分(皮脂)のバランスが崩れると、角質層のバリア機能が低下し、潤いがなくなるだけでなく、少しの刺激にも敏感になってしまいます。そのため、かゆみやかさつきが現れるなど、肌トラブルを招く可能性が非常に高くなります。

乾燥状態はターンオーバーの乱れに直結するため、症状が悪化するとしわが刻まれたり、シミが残りやすくなったり、ニキビなどの肌荒れを引き起こす可能性も。紫外線やエアコンの風、熱いお湯での洗顔などが乾燥の起こる原因です。寝不足やストレス、喫煙も乾燥の原因といわれています。

紫外線

きれいな肌を目指す人にとって、大敵なのが紫外線。肌は、紫外線を浴びると吸収し、肌細胞を守るためのメラニン色素が生成されます。日焼けをすると肌が濃くなるのは、このメラニン色素が肌の中に分泌されるためです。メラニン色素が分泌されても、肌のターンオーバーが正常に行われていればメラニンは排出されますが、紫外線を浴びすぎてメラニン色素が排出できないほど過剰に分泌されたり、加齢やストレス、不規則な生活などでターンオーバーの周期が乱れていたりすると、メラニン色素が肌からきちんと排出されず色素沈着が起こります。この色素沈着が、シミやくすみの原因となります。
また、紫外線を浴びることでバリア機能が低下し、水分が逃げやすい状態にもなるため、乾燥がもたらすトラブルも発生します。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーとは、肌の細胞が一定のサイクルで生まれ変わる代謝の仕組みのこと。このターンオーバーは、健康な肌の場合は約28日間(4週間)で繰り返されます。きれいな肌づくりには、ターンオーバーのサイクルが乱れないようにすることが重要です。

ターンオーバーが乱れると、肌の代謝サイクルが悪くなり、一番外側まで運ばれた皮膚細胞が正常にはがれ落ちません。そのため、ごわつきやざらつき、くすみなどの原因となってしまいます。さらに、ニキビやシミがなかなか消えない、毛穴開きや乾燥などの肌トラブルを引き起こしやすい状態に…。ターンオーバーの乱れは、加齢はもちろん、生活習慣や食習慣、睡眠の乱れなどで引き起こされるため、日常生活の見直しをしてみてください。

間違ったスキンケア

スキンケアでは、良かれと思ってやっていることが逆効果になることもあります。例えば、洗顔時に強い力でゴシゴシこすって洗ったり、熱いお湯のシャワーを顔にそのまま浴びたり、化粧水を強くパッティングするなどの行為です。これらは肌への強い刺激となり、外的なダメージから肌を守るバリア機能を低下させ、シミやくすみの原因につながります。

また、自分の肌の状態に対して洗浄力の強すぎる洗顔やクレンジングを使っている場合は、肌への刺激となり乾燥を招く原因にも。肌の状態に合った商品を選ぶように意識してみるのも大切です。ちなみに、優しく洗いすぎて十分な洗顔ができておらず、汚れが残ったままの状態も毛穴の黒ずみといったトラブルの元に。間違ったスキンケアを行っていないか、基本を見直してみましょう。

美肌づくりに効果的なスキンケアの方法

きれいな肌の特徴と、きれいな肌を遠ざけるトラブルの原因を理解したところで、美肌に効果的なスキンケア方法を解説していきます。基本をしっかり押さえ、毎日のケアに取り入れることが、きれいな肌になる近道となります。

皮脂や汚れをクレンジングでしっかり落とす

メイクをしたら必ずクレンジングをしましょう。ファンデーションや口紅などの化粧品は、メイク崩れを防ぐための油性成分が使用されており、水やお湯、洗顔料だけではきれいに落とすことはできません。また、メイクだけでなく、日焼け止めや車の排気ガス、料理の際に顔に跳ねた食用油などもクレンジングで落ちるため、メイクをしていなかったとしても、必ずクレンジングをするように。さらに、毛穴に詰まった角栓汚れを浮かせる働きもあり、毛穴の黒ずみ改善にもつながります。油汚れの蓄積をきれいにすることでターンオーバーが整いくすみが改善されるなど、肌にとってうれしいさまざまなメリットも。

しっかりお手入れしているはずなのに、なかなかきれいな肌にならない方は、クレンジングを見直すことで改善する可能性もあります。クレンジングをする際のポイントは、ゴシゴシこすらないように注意をすること。適量を手に取り、肌を優しくなでるようになじませて乳化させます。
クレンジングアイテムは、オイルやジェル、クリーム、バームなど、バリエーションが豊富にあるので、肌質や落としたいアイテムの性質を見て選ぶのがおすすめ。メイク用品の中には洗顔のみで落とせるコスメもあるため、強いクレンジング力は必要のない場合もあります。使っているコスメとクレンジング剤を一度チェックしてみてください。

丁寧で優しい洗顔を心掛ける

洗顔では汗やチリ、ほこり、雑菌、花粉などを落としたり、古い皮脂や余分な角質といった水性の汚れを落としたりする役割があります。目に見えない微粒子のチリやほこりであっても、肌に刺激物として残り、蓄積してニキビなどの肌トラブルの原因に…。外出しない日であっても、丁寧に毎日洗うことが大切です。

洗顔はしっかり泡立てて、きめ細かい弾力泡でこすらずに優しく洗います。もこもこの泡で、汚れを包み込むようになじませてあげるのが上手な洗顔のコツ。熱いお湯のシャワーでの洗い流しは、乾燥などトラブルの原因となるので注意が必要です。必ずぬるま湯で、流し忘れのないように優しくすすぎましょう。洗顔アイテムには、フォームやミルク、石鹸タイプなどがあり、もこもこ泡がワンプッシュで作れるものも便利です。

洗顔後は化粧水で失われた水分を素早く補給する

洗顔により汚れはもちろんですが、肌の潤いを守る皮脂膜や天然保湿因子(NMF)もいっしょに洗い流されてしまうため、洗顔後の肌は乾燥しやすい状態に。肌の潤いを補うためには、洗顔後に化粧水で素早く角質層の隅々まで水分を届けるようにしましょう。すると、肌のバリア機能がサポートされ、キメが整いやすくなります。また、化粧水で角質層を潤わせることで肌がやわらかくなり、乳液やクリームなどの美容成分が肌になじみやすくなります。

化粧水を使う際は、成分が隅々まで行き渡るように、優しく両手のひらで包み込むように何回かに分けてプレスを。くれぐれも、強くパッティングして肌に刺激を与えないように注意してください。化粧水のテクスチャーには、とろみのあるもの、サラサラな水のようなものといったさまざまなタイプがあります。また、特化成分も商品によって違いがあるので、自身の肌の目的に応じてチョイスするのがおすすめです。

化粧水後は乳液で油分を与えて潤いに蓋を

化粧水で肌の水分補給をした後は、水分が蒸発してしまうのを防ぐため、乳液で油分をプラスして潤いをキープすることが大切。また、固くなった角層をやわらかくして滑らかな肌へと整える役割も持ちます。水分と油分のバランスが整うことで、外部の刺激から肌を守るバリア機能が維持され、あるいは回復し、肌の健康化につながるため、化粧水だけでなく乳液も必ず使用してください。

乳液の使用方法はメーカーによっても異なりますが、一般的には適量を手のひらに取り、顔の中心から外側にかけて優しくのばしていきます。乾燥が気になる部分には重ねづけをして、両手のひらで浸透を促すようにプレスを。ここでももちろん、強くこすったりするのはNGです。
乳液のほかにも、クリームやジェル、オイルタイプなどもあります。乳液の後に重ねづけをする場合や、乳液の代わりに使うタイプもあります。

内側からも肌をきれいにするための生活習慣

きれいな肌づくりには、体の内側からのアプローチも大切になります。食生活や質の良い睡眠など、基本的な生活習慣を見直してみることは、きれいな肌になるためのポイントですよ!

食生活を整える

たんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養素のバランスを意識した食事を心掛けることは、健康だけでなく、肌へも良い影響をもたらします。偏った食生活や脂質、糖質過多になってしまっていないかチェックを。アルコールの過剰摂取も肌には良くないため、適量を心掛け水といっしょに飲むなどの工夫も必要です。

また、肌の調子を整えたり新陳代謝を促したりといった効果を持つビタミンを、食事に取り入れるのも大切。おすすめなのは、コラーゲンの生成に必要で、肌にダメージを与える活性酸素を抑える効果を持つビタミンCを多く含むパプリカやブロッコリー。ダメージを受けた肌を修復し、本来の美しい肌へ導く働きを持つ、ビタミンAを多く含む牛レバーやほうれん草といった食物も積極的に取り入れたいところ。食事ですべてを摂取するのが難しい場合は、サプリメントの併用もおすすめです。

質の良い睡眠を心掛ける

睡眠中に分泌される成長ホルモンや睡眠ホルモンは美肌につながるため、質の良い睡眠は必要不可欠です。睡眠をきちんととれていないと、ターンオーバーの乱れにもつながります。
入眠時間がバラバラなのもあまりおすすめできないため、毎日決まった時間に眠りにつけるように習慣化させましょう。また、成長ホルモンは入眠して3時間後に訪れる、深い眠りの状態にあるノンレム睡眠中に大量に分泌されます。深い眠りに入るためにも、寝る前のスマートフォンやテレビは控え、なかなか寝付けないときはぬるま湯につかったり、軽いストレッチをしてみたりするのがおすすめです。

適度な運動で代謝をアップさせる

運動をして血流が良くなると、栄養素や酵素が肌に届けられ、内側から肌に潤いが満ちます。さらに、血流が良くなると、肌のターンオーバーも活性化します。ランニングや水泳などの有酸素運動がおすすめですが、まとまった時間が取れない場合は、1駅分歩くなどの軽いウォーキングや、エレベーターではなく階段を積極的に使うなど、ちょっとした運動を取り入れてみてください。

紫外線対策をしっかりと

紫外線は、シミ、そばかすの原因になるだけでなく、乾燥やしわ、たるみなどの肌トラブルにつながるため、一年中対策をするのが鉄則です。
日常的に日焼け止めを使用し、日差しが強く汗をかく日は、こまめに塗り直しをするように。さらに、日傘やサングラス、帽子といった対策グッズもおすすめです。

日々の正しいスキンケアや生活習慣できれいな肌づくりを

きれいな肌になるには、日々の正しいスキンケアや生活習慣を整えることが何よりも大切です。スキンケアで体の外側から、規則正しい生活やバランスのとれた食事で体の内側からアプローチをしていきましょう。
基本が整うと、知らず知らずのうちに理想の肌に近づいていくものです。ぜひ正しいスキンケアと整った生活を習慣化させ、きれいな肌を目指してみてください。

 

この記事の執筆者
美顔研究所 編集部
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