おなかにも使える美顔器はどれ?種類や機器選びのポイント
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ポッコリおなかや浮き輪肉など、おなか周りに悩みを持つ方は多くいます。どうにかしたいと思っても、なかなか自己流の運動や食習慣を整えるだけでは思ったような成果が出ず、コンプレックスを持っている方もいるでしょう。
この記事では、自宅での効率的なセルフケアを検討している方に向けて、おなかにも使える美顔器の種類をご紹介します。機器選びのポイントも併せて解説しますので、理想のボディラインを目指すためにお役立てください。
この記事の目次
おなかなどの引き締めを行う「家庭用キャビテーション機器」とは?
自宅でおなかなどのボディの引き締めに用いる機器を「家庭用キャビテーション機器」といいます。超音波の振動によって脂肪細胞に働きかけ、おなか周りや二の腕、太ももなど、ボディの気になる箇所の引き締めを行えるアイテムです。血流やリンパの流れを促して、老廃物を体外へ排出されやすい状態にし、引き締め効果を狙うのです。脂肪自体を分解できるわけではありません。
家庭用キャビテーション機器にはEMSやLED、RF(ラジオ波)などのプラスαの機能を備えている物も多く、引き締めと同時に皮膚を温めたり、筋肉に働きかけたりと、多方面からケアを行うことができます。
また、エステサロンでも業務用のキャビテーション機器を用いた施術があり、家庭用とは異なる超音波の周波数であることから 、より内部の脂肪細胞にもアプローチできるようになっています。
おなかの脂肪が気になる場合におすすめの美顔器

おなか周りの脂肪に悩んでいるなら、顔だけでなくおなかにも使える美顔器を選ぶのがおすすめです。おなかの脂肪が気になる場合に、おすすめの美顔器の種類と機能について見ていきましょう。
超音波美顔器
微細な振動で肌の内部まで刺激する超音波美顔器は、顔だけでなくおなかや二の腕などのボディにも使えるものが多数販売されています。 超音波はマッサージ効果や血行促進効果によって、顔やボディの老廃物を流し、むくみやたるみのケアを行うことができるのです。
また、顔に対しては、超音波で角質や毛穴のケアができる点も魅力といえます。
EMS美顔器
EMS美顔器は、電気による刺激で筋肉を強制的に動かし、引き締め効果を狙うアイテム。運動せずとも筋トレと同じような効果を期待でき、通常の筋トレではなかなか鍛えることが難しい部分に対してもアプローチが可能です。
顔にもボディにも使えるハンディタイプのほか、顔やおなか周りの部位ごとに合わせた形状の製品を巻きつけたり貼りつけたりして使うタイプ も多く出ています。
RF美顔器
RF(ラジオ波)美顔器は、高周波で肌の深層部までじんわり温めて、新陳代謝を高めます。血行やリンパの促進、むくみ解消効果などが期待でき、めぐりが良くなることで、脂肪が燃焼しやすい状態となるため、おなか周りのケアにもぴったり。RFは、エステサロンでもおなか周りの施術に用いられる定番の機能です。
なお、RF美顔器はコラーゲンの生成を促すことから、年齢肌のハリ感ケアにも効果が期待できます。
美顔ローラー
エステティシャンの手のような動きを再現してくれる美顔ローラーは、顔をはじめ、おなかやウエスト、ふくらはぎといった気になる部分にコロコロと転がすことで引き締めを図るアイテム。血行やリンパの流れを促して老廃物を流し、むくみを改善するため、引き締めやリフトアップに効果的です。
なお、美顔ローラーの中には、微弱電流「マイクロカレント」を発生させるものもあります。これは、自然治癒力を高めて、ターンオーバーを整える効果が期待できるものです。
美顔器を選ぶ際のポイント

おなかにも使える美顔器を選ぶとき、意識したいのはどのような点でしょうか。具体的なポイントについて見ていきましょう。
顔と体両方に使えるタイプか?
全身のどの部位に使うことができるかは、製品ごとに異なります。おなかに使いたい希望があるなら、1台で顔と体の両方に使用しても大丈夫か、あらかじめ確認することが大切です。ボタンひとつでボディモードやフェイスモードを選べる製品などもあり、どちらにも使える美顔器を選べば、一石二鳥で手軽に全身のケアができるでしょう。
防水仕様かどうか、コードの有無はどうか?
美顔器の中には、防水仕様のタイプや、コードレスのタイプも多くあります。お風呂場やお風呂上がりの脱衣所、持ち歩いていろいろな場所で使いたいなどの希望があれば、これらのタイプを選ぶと、セルフケアを習慣化しやすいでしょう。防水仕様なら気軽に水洗いができ、機器を清潔に保ちやすい点もメリットです。
なお、コードレスタイプはコード式よりもパワーが劣る場合があるため、都度充電することが苦にならないかは、考慮する必要があるかもしれません。
調整モードが多くあるか?
刺激が調整できるよう、選択できるモードが多い美顔器を選ぶこともポイントです。使用部位によっても最適な刺激が異なることがあるほか、体調や体の状態によっても、自分に適した刺激が変わる可能性があります。
使いたい部位に適した形状と重さか?
一番使いたい部位にフィットしやすいヘッドの形状や持ちやすさ、重さを考慮して選ぶと、使いづらいと感じて使用しなくなってしまうといった失敗が少ないでしょう。おなかに使いたいなら、大きめのヘッドの美顔器がおすすめです。一方で、二の腕やネックラインにはスティック型や小さめのヘッドが適しています。
また、10~20分程度の使用であっても、重量のある美顔器だと手首や腕の負担を感じ、使用するのがつらくなってくる場合も。購入するなら、できれば実際に店頭で手に取ってみることをおすすめします。
おなかに美顔器を用いるときのポイント
おなかに美顔器を使用する際に、意識したいポイントをまとめました。メーカーや製品によっても異なりますが、基本的には以下の点を意識するといいでしょう。
ジェルを用いて摩擦による負担を軽減する
ヘッドの摩擦による肌へのダメージを軽減させたり、超音波を肌に伝わりやすくしたりするために、ジェルを使用するといいでしょう。
実際には、製品ごとにジェルを推奨するか、どのジェルを推奨するかなどが示されていますから、取扱説明書などを確認した上で使うようにしてください。

メーカーの推奨する使用頻度や時間などを守る
美顔器は、毎日使用できるもの、週に2~3回が推奨されるものなど、さまざまタイプがあります。機器の効果を最大限発揮できるよう、使用頻度や1回あたりの使用時間を守ることが大切です。これらは、購入した製品の仕様書などに書かれているはずですので、必ず確認しましょう。
推奨される回数や時間以上に使ったからといって、早くきれいになれるわけではなく、むしろやりすぎは肌などに負担をかけてしまうこともあるので、ご注意ください。
また、妊娠中や持病があるなど、使用できない条件に自分があてはまっていないかを確認することもお忘れなく。
継続使用で効果を出していくものだと理解する
美顔器は、使用を継続することで効果を発揮するものだと理解しましょう。おなか周りを早くスッキリさせたいといっても、1度や2度の使用で即効果が期待できるものではありません。適切な使用頻度や使い方を守りつつ、継続的に使うことが理想のボディへ近づくコツです。
また、美顔器だけに頼らずに、食生活を整えることをはじめ、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動、腹筋や背筋などの筋トレを取り入れることで、多方面からアプローチすることも意識してください。
顔にもおなかにも使える美顔器で、一石二鳥の全身ケアを
顔だけでなく、おなか周りにも使用できる美顔器は、さまざまなタイプのものが発売されています。超音波やRF、EMSなど、おなか周りの引き締めに選びたい機能を複数備えた美顔器も発売されていますから、予算と相談しながら自分に合った製品を選んでください。使用の際はあらかじめ取扱説明書をチェックし、ジェルを用いることなども忘れずに。
食生活や運動習慣を見直しつつ、美顔器でおなか周りのケアを始めてみませんか。