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美顔器の効果的な使い方を解説!どんな順番で使うのが効果的?

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美顔器は、自宅にいながら本格的なフェイシャルケアができると人気の美容グッズ。しかし、美顔器にはさまざまな種類があり、いつ使ったらいいのか、どのように使ったらいいのかわからず、悩む人も多いのではないでしょうか。
美顔器は機能や使い方を正しく理解していないと、かえって肌にダメージを与える可能性もあり、注意が必要です。そこで今回は、美顔器の機能ごとに、効果的な使い方をご紹介します。

※本記事における「浸透」「導入」とは、角質層までの浸透・導入のことを指します。
※リフトアップやたるみ・シワ改善効果が認められた「リフトアップ美顔器」はありません。本記事では、肌の引き締め効果がある商品を紹介しています。
※本記事における「美白」とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことを指します。
※本記事における「エイジングケア」とは、年齢に合ったお手入れのことを指します。

 

美顔器の基本的な使い方

スキンケアに美顔器を導入して美肌を目指すなら、正しい使用方法を守ることが重要です。まずは、頻度や時間、タイミングなど、美顔器の基本的な使い方を解説します。

美顔器を使う頻度

美顔器は、効果を出すために毎日何度も使いたくなってしまいますが、過度な使用は肌にダメージを与える可能性があります。美顔器ごとの推奨される使用頻度を守ってください。
美顔器には毎日複数回使っていいタイプも、週に2~3回の使用にとどめておくべきタイプもあります。使用前に必ず説明書やパッケージの取り扱い方を確認しましょう。美顔器を使用しない日は、普段どおりのスキンケアを行います。

美顔器をあてる時間

美顔器をあてる時間に注意することも、効果を出すために重要なこと。長くあてたほうが効果的な気がしますが、肌に負担をかけるかもしれません。頻度と同様、美顔器の説明書やパッケージを確認して、1回あたりの使用時間を守りましょう
自分が美顔器でのケアにどの程度時間を使いたいか、考えておくことも大切です。美顔器の推奨する使用時間が長すぎて面倒になったり、短すぎて物足りなくなったりしないよう、購入前に適切な時間を考えてみてください。

美顔器をあてる順番

美顔器は、フェイスラインから口元、頬、目元、おでこの順で、下から上に肌を引き上げるようにあてるのがおすすめです。ポイントは往復させないこと。せっかく肌を引き上げるようにあてたのに、往復させれば引き下げることになってしまいます。一方通行で、下から上に滑らせるように美顔器をあてましょう。

美顔器を使うタイミング

美顔器はいつでも気軽に使えることがメリットですが、効果を最大限に発揮するためには、おすすめのタイミングがあります。

まず、おすすめなのはお風呂上り。洗顔後で肌が清潔な状態であるとともに、血行が良くなっているため、美顔器を使うことで化粧水や美容液などがより浸透しやすくなります。さらに、毛穴が開いて汚れが落ちやすいというメリットも。
もうひとつのおすすめのタイミングは、就寝前です。肌は寝ているあいだに日中に受けたダメージを修復します。その前に美顔器を使い、美容成分を肌に浸透させておくことで、翌朝の肌を良い状態に導けるでしょう。
使った後は、肌に残った美容液やジェルを、ハンドプレスして肌に浸透させてください。

肌の悩みに合った美顔器を選ぶには?

美顔器といっても種類はさまざまで、「どれを選んでいいかわからない」という人もいるのではないでしょうか。美顔器は、自分の肌の悩みに合った機能が搭載されたタイプを選ぶことが重要です。

肌の悩みに合った美顔器の機能
肌の悩み 美顔器の機能
たるみ、しわ EMS、RF波(ラジオ波)、LED(赤、黄)
乾燥 スチーマー、イオン導入
毛穴の黒ずみ、開き イオン導入、イオン導出、超音波、LED(青)
シミ、そばかす イオン導入、超音波、LED(黄)

美顔器には、複数の機能が搭載されていることが多いです。肌のたるみが気になる場合はEMSかRF波の機能が搭載されている美顔器、シミが気になる場合はイオン導入か超音波のどちらかは搭載されている美顔器といったように、肌の悩みに合わせて選んでください。

EMS美顔器

EMS美顔器は微弱な電流で刺激を与え、表情筋を収縮させることで鍛え、リフトアップ効果を狙います。しわやほうれい線を目立たなくしたり、ターンオーバーを整えたりする効果が期待でき、エイジングケアをしたい人にうれしい機能です。
EMS美顔器には、化粧水で代用できるタイプもありますが、ジェルや美容液を使用することがほとんど。やけどや電気刺激、炎症などを防ぐためですから必ず確認し、美顔器専用のジェルや美容液がある場合は、それを使ってください。美顔器によって異なりますが、傷がある部分や眼球付近、耳、喉仏の周辺などには使えないことが多いです。

EMSは筋肉に働きかけるため、使いすぎは過度な刺激となってしまいます。筋トレが週に2~3回程度が理想的とされているのと同様に、EMS美顔器を利用するのも2~3日に1回程度にしてください。1回使ったら2日程度休むのが理想です。

EMS美顔器については、こちらの記事もご覧ください。
EMS美顔器の効果は?顔への危険性や副作用も合わせて解説

超音波美顔器

超音波が発生する振動によって肌を刺激し、血行や肌のターンオーバーを促し、むくみ解消やリフトアップ、ハリやつやの改善などが期待できるのが超音波美顔器です。手やローラーでマッサージするよりも、摩擦を抑えることができます。
振動によって、毛穴に詰まった古い角質や角栓などの汚れを浮き上がらせ、取り除きやすくする効果もあるとされ、普段のスキンケアでは難しいディープクレンジングができるでしょう。

超音波は空気中では伝わりにくいため、美容液やジェルを使って美顔器と肌のあいだに空気が入らないように、ぴったりと密着させて使用します。5~10秒程度で顔の下から上にスライドさせながらあてるのがポイント。1ヵ所にあて続けると過剰な刺激になるので、使用時間は必ず守ってください。

超音波美顔器については、こちらの記事もご覧ください。
超音波美顔器の効果は?機能の選び方と顔に当てる時の注意点を解説

イオン導出・導入美顔器

イオン系の美顔器は、イオン導出とイオン導入があり、両方の機能を搭載している製品が大半です。
イオン導出美顔器は、プラスのイオンを発生させ、マイナスの電子を帯びた汚れを吸着することで毛穴の黒ずみや肌のくすみなどの改善が期待できます。その後に使うスキンケアアイテムの美容成分も浸透しやすくなるでしょう。
イオン導入美顔器は、スキンケアアイテムの美容液成分を、マイナスのイオンによって角質層の奥へと浸透させます。肌にはバリア機能があり、外部刺激の侵入を守っていますが、同時に美容成分の浸透を阻むことも。イオン導入によってバリア機能を一時的に弱めることで、美容成分が肌の奥まで浸透しやすくなります。
イオン導出で汚れを取り除いた後、イオン導入することで、より美容成分が浸透しやすくなるためおすすめです。

また、イオン導出美顔器は、ヘッド部分に化粧水を染み込ませたコットンをセットして、肌に押し当てて汚れを吸着させます。毛穴の向きはばらばらなため、優しくクルクルとなでるようにして、汚れを落としてください。
イオン導入美顔器は、美容液やジェルを塗ってからフェイスラインに押し当て、下から上へと動かします。イオン導入の場合は、使用するアイテムの美容液の成分にも注目。美容成分の分子の大きさによっては、イオン導入で肌に浸透しにくい場合があります。ビタミンC誘導体やプラセンタ、アミノ酸、トラネキサム酸などは問題ないですが、セラミドやヒアルロン酸などは分子が大きく、成分が浸透しにくいです。

イオン導入美顔器については、こちらもご覧ください。
美顔器のイオン導入機能とは?適した美顔器を選んで自宅ケア

スチーム美顔器(スチーマー)

スチーム美顔器(スチーマー)は、温かい水蒸気をあてることで毛穴を開き、肌に潤いを与えます。通常の蒸気より粒が小さく、毛穴にも浸透しやすい点が特徴です。温かい蒸気によって汚れが浮き上がることや、血行改善の効果も望めるでしょう。冷たいミストに切り替えられるタイプなら、肌の引き締め効果も期待できます。
精製水の使用が推奨される場合が多いですが、水道水が使えたり、化粧水を使えたりするタイプもあります。

スチーム美顔器は、クレンジングや洗顔の後、スキンケアの前に蒸気を浴びることで、その後に使うスキンケアアイテムの浸透を良くすることが可能です。また、クレンジング前にスチームを浴びることもおすすめ。毛穴が開き、通常よりしっかりメイクを落とすことができます。
スチーム美顔器は毎日使っても問題ないといわれることもありますが、使い始めは週に1回程度にして、様子を見ながら頻度を増やしてください。

スチーマー美顔器については、こちらもご覧ください。
美顔スチーマーの効果的な使い方は?美容効果を解説

RF(ラジオ波)美顔器

RF(ラジオ波)美顔器は、高周波の電磁波による振動を与え、肌の深層部を温める美顔器です。血液やリンパの流れを良くすることで、ターンオーバーのサイクルやシミ、くすみなどの改善、むくみの解消などが期待できます。
また、年齢とともに衰えるコラーゲンの生成機能に働きかけるとされており、肌の弾力の回復やしわの予防も見込めるでしょう。

RFは水分があることで肌に浸透しやすいため、美容液やジェルの使用が必須です。乾燥による小じわやほうれい線などが気になる場合は、美顔器を持っていないほうの手で、肌を少し引き上げながら押し当てることがおすすめです。目元などの皮膚の薄い部分のほか、傷やニキビがある部分には使えない場合もあるため注意してください。
肌に負担をかけないよう、一度使ったら2日は空けて、週に2~3回程度の使用にとどめることがおすすめです。

RF美顔器については、こちらの記事もご覧ください。
美顔器のRF(ラジオ波・高周波)機能とは?美容効果や注意点を解説

LED美顔器

LED美顔器は、美容用のLEDライトを使用した美顔器です。肌に有害な紫外線を含まず、フォトフェイシャルとも呼ばれています。色によって波長が違い、効果も異なるため、肌の悩みに合わせて使い分けたりミックスしたりして照射する美顔器です。LED美顔器は最大で8色利用できるタイプもありますが、一般的には2~4色が搭載されていることが多いでしょう。美顔器によく搭載されている3色のLEDの特徴は、下記のとおりです。

赤色

赤色のLEDは、皮膚の真皮まで到達し、コラーゲンやエラスチンの生成を助けるとされています。肌の弾力性がアップし、小じわや毛穴を目立たなくする効果が期待できるほか、血行促進してくすみやクマ、ニキビ跡の改善なども期待できるでしょう。

青色

青色のLEDは殺菌作用があるとされ、ニキビの予防が期待できます。余分な皮脂分泌を抑え、できたニキビについては炎症を沈静化し、その後、ニキビができにくい肌に整えるとされています。

黄色

黄色のLEDは、肌の炎症を鎮静化させ、細胞を活性化させてコラーゲンの生成の促進を期待することができます。ターンオーバーを促してシミを薄くする効果もあるとされ、エイジングケアでよく用いられています。

LED美顔器は、化粧水や美容液で肌を整えた後に使います。専用の美容液やジェルは必要ないことが多く、美顔器によってはメイクした後に使えることも。毎日使用可能としているメーカーが多いですが、使う頻度については必ず確認してください
肌に直接あてず、3mm程度浮かせた状態で照射しますが、このとき美顔器を持っていないほうの手で気になる部分を軽く引き上げながらあてるのがポイント。ただし、直接LEDの光を見るのは危険ですから、目に入らないように注意しましょう。

美顔器を使いこなして肌の悩みを解決しよう

美顔器は正しい使い方をしてこそ効果を発揮するもの。誤った使い方をすれば、肌の悩みの解決どころか、ダメージを与えてしまう可能性があります。
機能やメーカーによって使い方や推奨する使用頻度などは異なりますから、事前によく確認した上で、肌の悩みに合った美顔器を選んでください。

この記事の執筆者
美顔研究所 編集部
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