美容の悩み

リフトアップを期待できる美顔器の選び方|効果的な機能解説も

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エイジングサインのひとつとして知られるフェイスラインのたるみを、「年だからしかたない」などとあきらめていませんか?自分の顔を鏡で見るたびに、憂鬱な気分になる人もいるでしょう。たるんだフェイスラインは、引き締めたりハリを与えたりするケアを継続することでリフトアップし、若々しい肌を取り戻せる可能性があります。
ここでは、リフトアップに効果があるとされる美顔器の種類と選び方のポイントのほか、フェイスラインがたるむ原因などについてご紹介します。

※リフトアップやたるみ・シワ改善効果が認められた「リフトアップ美顔器」はありません。本記事では、肌の引き締め効果がある商品を紹介しています。
※本記事における「浸透」「導入」とは、角質層までの浸透・導入のことを指します。

リフトアップ美顔器の種類

リフトアップとは、さまざまな理由で顔にできてしまったシワやたるみを改善しようとする美容法を指します。シワやたるみの原因や状態などによって、リフトアップの方法は異なります。人によってスキンケアだったりエステサロンの施術だったり、または美容クリニックでの治療が最適な場合もあるかもしれません。
シワやたるみに気づいたら、できるだけ早めに適切なケアを行うのが改善のコツ。しかし、定期的にエステサロンや美容医療クリニックに行くのは、時間的にも金銭的にも厳しいという人は多いでしょう。
そこで活用したいのが、自宅で手軽にたるみのケアができる美顔器です。リフトアップを目的とした美顔器には、大きく分けて下記の3つの種類があります。

ローラータイプ

フェイスラインをなぞるように転がして、肌に直接アプローチするローラータイプの美顔器。先端のボール状の部分で肌を刺激することにより血流をアップさせるほか、微弱な電流を流してさらに血流を促進させるタイプもあります。素材も金属製のほかに、プラスチック製や木製などさまざまです。

化粧品併用タイプ

化粧水やジェル、美容液などを併用することで、肌の深部にまで有効成分を届け、肌の内側からケアする化粧品併用タイプの美顔器。イオン導入や超音波などの機能がある、ベーシックな美顔器がこれにあたります。美顔器によっては、専用のジェルが必要なことも。

特殊形状タイプ

顔の一部分を集中的にケアするのに適しているのが特殊形状タイプの美顔器です。フェイスラインを集中的にケアするマスク型や、目元のケアに特化した目元集中型などがあります。

リフトアップに効果がある美顔器の機能

フェイスラインのシワやたるみ改善のために美顔器を選ぶなら、もちろんリフトアップに効果があるとされる機能が必須です。中でも、下記の機能が搭載された美顔器をおすすめします。

EMS

EMSはElectrical Muscle Stimulationの略で、肌に微弱な低周波の電気を流して刺激を与え、肌の奥にある表情筋を収縮させて動かす機能です。
表情筋は、顔の皮膚を支える重要な筋肉ですが、日常生活で使えている表情筋はほんの一部にすぎません。そのため、意識的に動かさなければどんどん筋力が落ちていき、たるみの原因になります。EMSが搭載されている美顔器を使うと、自力では鍛えるのが難しい表情筋が、電気の力でぴくぴくと動くのを感じることができるでしょう。
継続的に使用して表情筋を鍛えることで、フェイスラインの引き締めやリフトアップの効果が期待できます。

EMSについてはこちらの記事もご覧ください。
EMS美顔器とは?エイジングケア効果や選び方を解説

RF(ラジオ波)

RFは、ラジオ波とも呼ばれる高周波の電磁波の一種。RFの機能を搭載した美顔器は、肌にあてると細かい振動が起こし、皮膚の奥で熱を発生させます。肌の内部から温まるので血流が促進され、肌の活性化が期待できます。
活性化した肌には美容成分が浸透しやすくなるため、リフトアップに効果的な成分が配合されたスキンケアアイテムを使うと、その効果をより高めることができます。

LED

LEDは、電流で発光する半導体の一種。電球が有名ですが、実は美顔器にも使われています。LEDの機能がある美顔器は、発生した光を肌にあてることによってさまざまな効果をもたらすもので、効果は発光する色によって違います。
リフトアップを目指す場合、おすすめなのは赤色のLEDです。赤色のLEDは肌の奥にある角質層まで届き、ハリや弾力のもとになるコラーゲンやエラスチンの生成を促進。すると血行が良くなるので、顔のむくみが解消され、すっきりとしたフェイスラインが実現できるとされています。

フェイスラインがたるんでしまうのはなぜ?

美顔器でリフトアップを目指すことができますが、即効性はありません。せっかく美顔器でケアをしても、毎日のスキンケアをおろそかにしたり、シワやたるみにつながるような習慣があったりすれば、その分効果は薄まってしまうでしょう。シワやたるみが現れる原因を知って、美顔器でのケアと併せて改善を目指してください。

加齢

年齢とともに訪れる変化は、フェイスラインのたるみを引き起こす最大の要因です。具体的には、下記の3つの変化が見受けられます。

肌のハリを支える成分の減少

コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった成分を体内で産生する力が、加齢によって衰えます。これらは、肌のハリやみずみずしさを支える成分のため、量が減ったり質が落ちたりすると、表面の皮膚を支える力が低下して、シワやたるみの原因になるのです。

代謝低下による皮下脂肪の増加

一般的に、年齢とともに代謝機能は低下します。代謝が落ちると血流やリンパの流れが滞ってむくみやすくなるほか、代謝しきれない皮下脂肪が厚みを増すことに。すると、肌表面は内部のむくみや皮下脂肪を支えきれなくなり、少しずつたるんでしまうのです。

筋力の低下

顔の皮膚や皮下組織を支えている表情筋は、日常生活ではあまり使われません。そのため、意識して動かさないとすぐに衰え、脂肪や皮膚を支えるという本来の力を失ってしまいます。コロナ禍におけるマスク生活の影響で無表情の時間が増えたことも、筋力の低下を招く要因のひとつ。筋力が低下した肌は重力に負けて垂れ、顔の輪郭を崩します。

紫外線ダメージ

露出部の肌における老化原因の8割は、紫外線といわれています。肌にダメージを与える紫外線には「UV-A」と「UV-B」があり、そのうちたるみの原因になるのがUV-Aです。肌の奥まで到達してコラーゲンやエラスチンに損傷を与え、肌の弾力やハリを奪ってシワやたるみを引き起こします。

誤ったスキンケア

すこやかな肌のために行っていたスキンケアが、方法によってはたるみの原因になることがあります。特に避けたいのが、肌をこすること。クレンジングや洗顔、化粧水・乳液をつける際などに力を入れすぎると、それが刺激となってシワやたるみの原因になってしまいます。スキンケアと同様、シワやたるみを解消しようとして行うマッサージの刺激が強すぎると、かえってたるみが進んでしまうことも。

偏った姿勢

一見無関係に思えますが、姿勢が悪い状態が続くと、シワやたるみにつながります。特に、スマートフォンやパソコンを使っているときになりがちな、猫背で顎が前に突き出た姿勢は、表情筋が下に引っ張られるため、シワやたるみを加速させる可能性が高いです。
さらに、姿勢が偏っているとうまく筋肉を使えずに衰え、結果として表情筋も衰えてシワやたるみにつながることがあります。

血行不良

血行不良といえば、冷え性や肩こりが原因のイメージが強いですが、実は肌への影響も少なくありません。
運動不足や加齢、偏った姿勢などによって血行不良になると、余分な水分や老廃物が代謝されなくなり、顔がむくんでたるみの症状が目立つようになります。ストレスや食生活の乱れなども、血行不良を招く要因です。

たるみの原因については、こちらの記事もご覧ください。
顔のたるみの原因とは?たるみ改善の表情筋エクササイズも紹介

リフトアップのための美顔器を選ぶポイント

美顔器でリフトアップ効果を出すには、正しい使い方で、無理なく使用を継続することが重要です。下記に挙げる点をしっかりチェックして、自分に合った美顔器を選んでください。

ケアにかかる時間

ケアにかかる時間は美顔器によって異なり、1回5分程度で済むタイプもあれば、ケアが完了するまでに20分以上かかるタイプもあります。
「忙しくてあまり時間は割けない」という場合は、短時間タイプの美顔器が◎。お手入れにかかる時間や、コードレスでどこでも使えるかなど、効率性を重視して選ぶといいでしょう。満足できる時間は人によって異なりますが、一般的には10分くらいのタイプが人気です。
一方、美容サロンやエステのように念入りにケアをしたい人や、週に数回のスペシャルケアをしたい人は、効率性よりも機能の充実を軸に、じっくり時間をかけてケアできる美顔器を選んでください。

使い勝手

どれほど優れた機能を搭載していても、美顔器の使い勝手が悪いと続けられません。特に、ヘッドの形、材質、操作性、防水機能の有無については、しっかり比較検討することをおすすめします。

ヘッドの形

美顔器のヘッドの形は、ボール状や平ら、平らな面に電極の凹凸がついたタイプ、フェイスラインに沿うよう角度がついたタイプなど、さまざまな種類があります。リフトアップ効果を高めるためには、面が肌にぴったり吸いつくような形状の美顔器を選びましょう。主に目の下や小鼻の横といった細かい部分に使いたいのか、もしくは頬などの広い部分に使いたいかでも、選ぶ形は変わってきます。

材質

美顔器のヘッド部分の材質も要チェック。特にアレルギー体質の場合は、体質に合わない材質を肌にあてることで肌トラブルを引き起こす場合があります。アレルギーフリーの素材でできている美顔器を選び、トラブルを回避してください。

操作性

美顔器が重すぎたり大きすぎたりすると、しだいに使うのが面倒になってケアが続きません。出張先などで手軽に使いたい場合も同様です。使用するシーンを想定して快適に使える美顔器を選びましょう。もちろん、リフトアップの機能がついているかどうかは、必ずチェックしてください。

防水機能の有無

お風呂でケアしたいなら、防水機能は必須。ケアにかけられる時間が少ない場合も、防水機能付きでヘッド部分を丸洗いできるタイプを選ぶと、お手入れの時間を削減できます。

ランニングコスト

美顔器の中には、専用のジェルや美容液といっしょに使うことで効果を発揮するタイプがあります。市販の化粧品で代用できる場合もありますが、専用の化粧品がある場合は、美顔器自体の購入費用に加えて、専用化粧品を継続的に購入する費用がかかります。ランニングコストを考え、無理なく継続できるかどうかを検討してください。
また、専用化粧品の注文方法が煩雑だと、専用のジェルや美容液の購入が面倒になって、続かなくなりがちです。注文方法などについてもあらかじめ確認しておくと安心です。

美顔器でリフトアップを叶えよう

シワやたるみが気になっても、美容クリニックで治療を受けたり、エステサロンで施術を受けたりするのは時間もお金もかかります。美顔器は自宅で手軽にリフトアップが目指せるため、普段のスキンケアに取り入れてみてもいいでしょう。
美顔器のリフトアップ効果を引き出すには、適切な使い方で、継続的にケアをすることが大切です。自分のライフスタイルなどを考慮して、理想的なリフトアップ機能がある使いやすい美顔器を選んでみてください。

この記事の執筆者
美顔研究所 編集部
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