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顔や足のむくみを改善する方法は?むくみの原因と手軽にできる対策

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「朝起きて鏡を見たら、顔がなんだか腫れぼったい」「夕方や夜になると、足がパンパンに張っている…」といった、顔や足のむくみに悩まされる女性は少なくありません。顔や体がむくむ原因は、普段の何気ない生活習慣に隠れていることも多いため、むくみのメカニズムと原因を理解した上で、対策をすることが大切です。
この記事では、顔や足がむくんでしまう主な原因を解説した上で、むくみの解消法や予防法についてご紹介します。

※本記事における「美白」とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐことを指します。
※本記事における「浸透」「導入」とは、角質層までの浸透・導入のことを指します。

この記事の監修者

中村 淑子
大学病院で7年勤めたのち、美容皮膚科クリニックで研鑽を積み現職。 製薬会社の化粧品開発など皮膚科領域で幅広く活動している。

 

 

顔や足がむくむメカニズムとは?

人間の体は、全身に血管とリンパ管が張り巡らされています。体内の水分はこの血管と細胞の隙間を循環しながら臓器や細胞に酸素や栄養を届けていますが、同時に老廃物や二酸化炭素を回収する役割も担っているのです。そして、余分に摂取した水分は、リンパ管や血管に吸収される仕組みとなっています。

このように通常、体内の水分は一定のバランスが保たれていますが、何らかの原因によってそのバランスが乱れると、細胞と細胞のあいだに余分な水分が溜まってしまいます。これが、むくみが起こるメカニズムです。

むくみの主な原因は?

顔や足がむくんでしまうメカニズムには、体内の水分のバランスが深く関係していることがわかっています。では、なぜ体内の水分のバランスが乱れるのか、その主な原因について見ていきましょう。

長時間の同じ姿勢

立ち仕事やデスクワークなどで長時間同じ姿勢でいる人は、足がむくみがちです。長時間同じ姿勢を続けていると、ふくらはぎなどの下半身の筋肉の運動量が少なくなるため、下半身に血液が停滞しがちになります。
ふくらはぎは、血液を押し流すポンプのような役割を果たすことから「第二の心臓」 とも呼ばれる部位ですが、適度に動かさなければ下半身の血液は滞り、むくみやすくなってしまうのです。

冷え

血のめぐりが悪く体が冷えやすい人は、手足の毛細血管まで十分な血液が循環しにくくなります。血液やリンパの流れが停滞することで、体はむくみやすくなるのです。

運動不足

私たちの体は、適度に動かして汗を流すことでも、体内の水分バランスを保っています。しかし、運動不足などによって汗をかく習慣がないと、水分を排出する機会が少なく、むくみが生じやすくなるのです。

塩分の多い食事

塩分をとりすぎると、翌日に顔や体がむくみやすくなります。人間の体内には塩分濃度を一定に保つ働きがあり、塩分を過剰に摂取してしまうと体は水分を溜め込もうとするからです。

さらに、塩分を摂取すると喉が渇き、つい水を飲みすぎてしまうケースも少なくありません。水分のとりすぎによっても、顔や足はむくみやすくなります。

アルコールの摂取

人間の体は、アルコールを摂取すると血中アルコール濃度が上昇して血管が拡張します。血管が拡張すると、水分の代謝がスムーズにいかないため、むくみが生じやすくなるのです。

また、アルコールには利尿作用があります。排泄回数が増えるため、水分をさらに補給するようになり、排泄量よりも摂取量が上回ることも、顔や体がむくみやすくなる原因になります。

ホルモンバランスの変化

ホルモンバランスの変化も、むくみの原因となることがあります。特に、女性の場合は生理前に分泌されるホルモンには、体内に水分を溜め込もうとする作用があるため、生理前や生理中は特にむくみに悩まされることが多いです。
また、産後もホルモンバランスの変化が大きいため、顔や体がむくみやすくなります。

むくみを防ぐためにできること

むくみを予防するためには、日頃から摂取する食事への配慮や、血のめぐりをスムーズにするための対策が必要です。ここでは、むくみを防ぐためにできる3つの対策をご紹介します。

食事や飲み物に気をつける

むくみは、体内の水分バランスが大きく影響しています。水分を適度に摂取し、余分な物は排泄や運動で排出するサイクルを作る必要があります。

水分は一気にたくさん飲んだり、就寝前にまとめて摂取したりすることは避け、こまめに飲むようにしましょう。利尿作用のあるコーヒーやジュースなどの糖質を多く含む飲み物、体を冷やす飲み物ばかりにならないようにすることも大切です。

また、塩分を多く含む食べ物やアルコールのとりすぎはむくみの原因となるため、摂取量にも注意します。特に飲酒時は、塩分の多い料理は控えるようにします。

おすすめは、塩分を排出する作用を持つカリウムが多く含まれる食べ物です。海藻類のほか、キュウリや冬瓜などのウリ科の野菜にカリウムは豊富に含まれています。

血行を促進する

適度な運動や毎日の入浴などで、血行を促進することもむくみ対策には効果的です。

ウォーキングやストレッチで全身を動かすことで血行が良くなり、むくみの予防につながります。息切れを起こすほどの激しい運動ではなく、積極的に階段を使ったり早歩きをしたり、起床時や就寝前にストレッチをしたりと、習慣化しやすい運動を日々、取り入れるだけでも効果が期待できるでしょう。

また、体の冷えは血行不良を引き起こし、むくみの原因となります。毎日の入浴はシャワーだけで済まさず、湯船に浸かって体をしっかり温めましょう。夏場でも、冷房や冷たい飲み物などで体が冷えている人は多いため、積極的に湯船に入ることをおすすめします。

同じ体勢を続けないように意識する

仕事などで長時間立ちっぱなしや座りっぱなしという人は、こまめに体勢を変えたり、体を動かしたりしましょう。デスクワークなどが多い人の場合は、最低でも1時間に1回程度はトイレに立ったり屈伸をしたりして、下半身の筋肉を刺激するようにします。忙しくて席を立つことが難しいときは、足首を回したり、上下に動かしたりするだけでも、ふくらはぎの筋肉を刺激して血行を良くすることができます。

むくみの改善方法は?

ここからは、むくんでしまった顔や足のパーツ別の具体的な改善方法について見ていきましょう。

顔のむくみの場合

顔のむくみは、洗顔の仕方を工夫したり表情筋トレーニングをしたりすることで改善できます。また、美顔器を使ったケアも効果的です。それぞれの方法についてご紹介します。

冷温洗顔をする

冷温洗顔は、冷たい水と温かいお湯で交互に洗顔する方法です。皮膚を刺激して血流を促進するので、起床時や寝る前などに行うことで顔の血行が良くなり、むくみの改善が期待できます。

ホットタオルで温める

ホットタオルは、水で濡らしたタオルを電子レンジで温めたり、沸騰したお湯に浸したりして作ります。顔をホットタオルで温めることで、血のめぐりが良くなり、むくみ改善に役立ちます。

表情筋トレーニングを行う

表情筋トレーニングは、加齢とともにこり固まりやすくなる表情筋を鍛えるものです。表情筋を積極的に動かすことで血行が促されます。顔に化粧水や乳液などをつけるときも、表情筋を大きく動かしながらスキンケアするのがおすすめです。

美顔器でケアする

美顔器には、むくみやたるみをケアできる機能が搭載されている物も多くあります。おすすめは、超音波による振動で表情筋を刺激してむくみを改善する超音波タイプの美顔器や、熱エネルギーを与えて肌にハリを与えるRF(ラジオ波)美顔器です。また、表情筋を鍛えられるEMS美顔器も効果が期待できます。

足のむくみの場合

足のむくみには、マッサージや下半身を温めることのほか、着圧ソックスの使用などが効果的です。それぞれの方法について見ていきましょう。

マッサージをする

マッサージは、滞ったリンパを流すイメージで足に行うことで、むくみの改善効果が期待できます。中でも、ひざの裏のマッサージがおすすめです。床に片ひざを立てて座り、指の腹でゆっくりとひざの裏を押しましょう。気持ちいいと感じる力加減で30秒程度押すだけなので、習慣化しやすいです。

下半身を温める

下半身の冷えは血のめぐりを停滞させてむくみの原因となるため、足を温めるのもおすすめです。季節を問わず、靴下などを履いて足を冷やさないようにしましょう。夏場はエアコンで下半身が冷えやすいため、エアコンの風向きを工夫したり、ひざ掛けを使ったりして対策します。

また、入浴時にシャワーだけで済ませると体を芯から温めることはできません。できるだけ全身を湯船に浸かるようにして温めたり、半身浴を行ったりすることが大切です。

着圧ソックスを取り入れる

着圧ソックスは、就寝中に履くだけで足のむくみを改善できるアイテムです。着圧によって足全体を圧迫し、血のめぐりを促します。筋肉の動きもサポートしてくれるため、寝ているあいだに寝返りを打つだけでも血行の停滞を防ぐ効果が期待できます。

顔や足のむくみの主な原因である生活習慣の改善から始めましょう

顔や足がむくんでしまう原因はさまざまですが、普段の何気ない生活習慣に隠れている場合がほとんどです。まずは生活習慣を振り返り、改善できそうなポイントから対策していきましょう。そして、生活習慣を見直した上で美顔器やマッサージなどの集中ケアを取り入れることで、効率的に顔や足のむくみ解消につながります。
普段の食生活や習慣を見直すとともに、むくみ対策に美顔器の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
美顔研究所 編集部
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