美容の悩み

シミを予防するにはどんなケアが必要?自分でできるシミ対策や改善法

公開日:

 更新日:

今までなかった場所に突然現れるシミ。これまで浴び続けた紫外線ダメージの蓄積や生活習慣の乱れ、間違ったお手入れなどが原因となりますが、シミができると一気に老けて見えたり、くすんで見えたりするので、悩んでいる人も多いでしょう。
こうしたシミの悩みに対しては、これ以上シミを増やさないためのケアと、すでにできてしまったシミにアプローチするケアの両面から取り組みたいもの。ここでは、シミの種類や原因をはじめ、自分でできるシミケアの方法や、シミ対策のために見直すべき点などをご紹介します。

シミの種類は大きく分けて3つ

シミには、「老人性色素斑」「炎症後色素沈着」「肝斑」の3つの種類が存在します。それぞれ発生のメカニズムが異なり、シミ対策のアプローチも変わります。まずは、3つのシミの違いを押さえましょう。

シミの代表格である「老人性色素斑」

老人性色素斑(日光黒子ともいいます)は、シミの代表格といわれるほど多くの人が悩まされているシミの一種です。いわゆる一般的なシミを指しており、顔だけでなく、手の甲や腕、デコルテなど、紫外線を浴びることが多い部分にできます。茶色く、境界がはっきりしていることも特徴です。
老人性色素斑の場合、スポーツや海水浴などのレジャーのほか、日常生活で浴びてきた紫外線によるダメージが蓄積されることで、年齢を重ねるにつれ濃くなる傾向があります。40代以降にできることが多く、紫外線を浴びる頻度や時間が多い人では、20代でもできることがあります。

なお、よく比較されるそばかす(雀卵斑) は、シミの一種であり、紫外線の影響を受けて濃くなりやすいという特徴は似ているものの、遺伝による影響が大きいといわれています。

ケガなどで炎症した部位にできる「炎症後色素沈着」

炎症後色素沈着は、ケガややけど、ニキビ、湿疹などで強い炎症が起きた部位に、シミのような跡が残ったものです。虫刺されで肌を強くこすって摩擦を繰り返したり、かぶれたりした後なども、炎症後色素沈着を引き起こすことがあります。
炎症が引くとメラニンの過剰産生が収まり、ターンオーバーによって色素沈着は徐々に薄くなっていきますが、肌のダメージの度合いや、お手入れの仕方によっては長く残ってしまうこともあります。

女性ホルモンが関係する「肝斑」

肝斑は、両頬を中心に左右対称にできる茶色のシミで、輪郭がわかりにくくぼんやりとしているという特徴があります。肝斑の発生は紫外線や女性ホルモンの乱れと関係しており、ピル服用時や妊娠・出産時に発症したり、悪化したりすることが多いともいわれています。
なお、閉経して女性ホルモンの乱れが落ち着く60代以降になると自然に薄くなっていき、人によっては完全に消える場合もあるようです。

シミができてしまうのはなぜ?

多くの人を悩ませるシミの原因には、どのようなものがあるのでしょうか。続いては、考えられるシミの原因について解説します。

紫外線

シミの原因は、紫外線の影響によるところが大きいです。紫外線を浴びることで過剰に生成されたメラニンが肌に沈着し、シミとなります。肌のターンオーバーが正常だとメラニンは排出されていくはずですが、加齢やストレスなどでターンオーバーの周期が乱れていたり、紫外線を過度に浴び続けたりしている人と、メラニンが排出しきれず蓄積していってしまいます。シミを作らせないためには、紫外線対策をしっかり行い、メラニンの生成を防ぐことが重要なのです。

ストレス

ストレスを受けると肌のターンオーバーに乱れが生じ、メラニンの排出が遅れることがあります。また、ストレスはホルモンバランスを崩したり、酸化物質の活性酸素を発生させたりすることで、よりメラニンの生成を助長してしまいます。
そのため、日頃からストレスをできるだけ溜め込まず、自分なりの発散方法を持つことが、シミ予防には欠かせません。

不規則な生活スタイル

先にご紹介した紫外線やストレスはもちろんのこと、不規則な生活習慣や食生活、睡眠不足などが引き金となり、肌のターンオーバーが乱れることも。ターンオーバーが正常な場合はメラニンも自然に排出されやすいですが、サイクルが乱れているとメラニンの排出がスムーズにできず、蓄積してシミになってしまいます。
なお、ターンオーバーは加齢や喫煙などでも乱れます。特に、喫煙は血行を悪くしたり、肌の乾燥にもつながったりするため、避けたほうが無難でしょう。

摩擦、外傷や虫刺されによる色素沈着

摩擦や外傷、虫刺されやかぶれなどで色素沈着することも、シミの原因となります。肌の摩擦に関しては、意識して肌をこすらないように気をつけている人も多いかもしれません。ただ、そういった場合もついつい肌に負担をかけてしまっている可能性はあり、特に最近では、マスクによる摩擦には注意したいところです。スキンケアで肌をさわるときも、過度に強くこすったり、強い力でフェイスマッサージを続けたりすると、色素沈着を起こす場合があるので注意しましょう。
なお、色素沈着は肌のターンオーバーが正常であれば、徐々に薄くなっていくことが一般的です。

ニキビ跡の色素沈着

ニキビ跡も外傷や虫刺されと同様に、色素沈着してしまう可能性があります。ニキビの炎症によって生成されたメラニンが、シミのようなニキビ跡になるからです。ターンオーバーのリズムが整っていればニキビ跡は自然に消えることが多いですが、紫外線にあたると色素沈着が定着しやすいため、しっかり日焼け止めを塗る、強い日差しにあたるレジャーを控える、帽子をかぶるなど、紫外線対策を適切に行うことが大切です。

自分でできるシミケアの方法とは?

自分で取り組めるシミケアの方法にはいくつかあります。具体的なケア方法を見ていきましょう。

美白有効成分の配合された化粧品でのスキンケア

自分でできるシミケアとして、美白有効成分の配合された化粧品を、日常ケアに取り入れるのは始めやすい方法でしょう。例えば、ビタミンC誘導体は、酸化しやすいビタミンCの吸収性や安定性を改善した成分で、メラニンの還元を促すほか、できてしまったシミを薄くする 効果も期待できます。
ほかにも、メラニンの生成を抑える成分として、アルブチンやトラネキサム酸、コウジ酸、カモミラETなども定番です。なお、ナイアシンアミドは、美白だけでなくしわ改善にも効果が認められただ成分ですので、幅広いエイジングケアに向いているといえそうです。

保湿ケアの徹底

肌が乾燥すると、ターンオーバーが乱れてシミができやすい状態になります。美肌づくりに欠かせない保湿ケアは、シミを作らないためにも基本中の基本といえます。化粧水や美容液、クリームに加え、コットンパックやフェイスマスクなどを定期的に取り入れてみるのもおすすめです。

美顔器でのケア

美顔器を使用してお手入れのパフォーマンスを上げることは、セルフケアにおいては特におすすめです。
例えば、ビタミンC誘導体をイオン導入美顔器で導入する、イオン導出美顔器で肌表面の古い角質や汚れなどを取り除き、肌の生まれ変わりをサポートするといったケアができます。
ほかにも、マイクロカレント美顔器(微弱電流を流すタイプの美顔ローラー)やLED美顔器の緑色LED、レーザー美顔器には肌のターンオーバーを整える働きがあるため、シミケアとして取り入れてみるといいでしょう。

サプリメントでのケア

内側からのアプロ―チとして、シミケアに効果的な栄養素をサプリメントでとるのもひとつの手です。肌の透明感に働きかけるサプリメントや、紫外線対策ができるサプリメントなどが発売されていますので、気になる人はチェックしてみましょう。

シミ対策のポイント

シミ対策は、次にご紹介するポイントを踏まえて行うことでより効果が出やすく、着実に美肌に近づくことができます。具体的なポイントを見ていきましょう。

365日紫外線対策はマスト

シミ予防の基本は、365日紫外線対策を欠かさないことです。日焼け止めクリームを塗ったり、UVケア効果のある化粧品を使用したり、紫外線が強い日の外出では日傘や帽子、サングラスを取り入れたりして、少しでも紫外線によるダメージを減らす意識を持つようにしてください。

なお、室内にいても紫外線の影響は受けますので、朝の支度の段階で日焼け止めを塗っておくことをおすすめします。また、最近では、UVカットだけでなく、ブルーライト(スマートフォンやパソコンから出る光で、紫外線と同じくシミへの影響が指摘されています)もカットできる日焼け止めなどが発売されているため、積極的に選ぶといいでしょう。

ストレスは大敵!睡眠時間を確保し、規則正しい生活習慣を

どんなに紫外線対策や丁寧なスキンケアをしても、日々の生活が不規則だったり、ストレスを抱えたりしたままでは、ターンオーバーが乱れるなど、肌は不調に傾いてしまいかねません。ターンオーバーが正常に保たれていないと、メラニンが蓄積されてシミができてしまったり、シミが消えにくかったりと悪循環に陥ります。

寝不足や夜更かしに注意し、適度な運動と規則正しい生活習慣を軸に、心身ともに健康な状態が美肌を作ると心得ておきましょう。

ビタミンCなどの栄養素が含まれた食材を意識的にとる

サプリメントでシミケアに有効な栄養素を効率的に摂取するのは手軽ですが、食事からも、シミケアに効果が期待できる栄養をとることができます。

例えば、グレープフルーツやキウイフルーツ、赤ピーマン、ブロッコリーなどにはビタミンC、かぼちゃやほうれん草、トマトにはβカロテンが豊富です。また、ビタミンEはアーモンドやアボカド、L-システインは、大豆や小麦、かつお節などに多く含まれています。

これらは、肌のターンオーバーを正常に導いたり、メラニン色素の沈着を抑制したりと、積極的にとりたい栄養素ですから、日々の食卓に取り入れてみるといいでしょう。

自分でできる方法から、シミ対策とケアを始めよう

シミの種類から原因、対策までをご紹介しました。自分でできるシミ対策はたくさんあります。シミの発生には紫外線が大きく関わっていますから、まずはシミを予防することを念頭に置いてください。日々のUVケアや保湿などの基本を徹底し、美白有効成分の配合された化粧品やサプリメント、美顔器などで積極的なケアを行いましょう。

今回の記事を参考に、毎日のお手入れや生活習慣を見直して、透明感のある肌を目指してみませんか。

この記事の執筆者
美顔研究所 編集部
この記事の執筆者

美顔研究所 編集部

最新トレンドからお悩み、体験談まで、美容に関するあらゆる情報を発信していきます。